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緑茶の効果まとめ。飲み方から飲むだけじゃない緑茶風呂も紹介!

 

このページでは緑茶の美容効果についてまとめました。気になる方はぜひ参考に。

 

緑茶の効果

緑茶はさまざまな健康効果が報告されています。

日本でも伝統的な飲み物で、歴史は長いため、多くの研究がなされているわけです。

 

1.認知症

研究によると、緑茶を1日2杯以上飲む人は認知障害になりづらいと報告されています。

というのも、緑茶に含まれるカテキンが神経細胞を傷つけるのを予防する働きがあるからです。

記憶の衰えは年齢とともに、神経細胞が衰えることが原因と考えられてきました。

緑茶を飲んでいれば、認知症を予防できる可能性があります。

 

2.脳梗塞

研究によれば、緑茶を1日5杯以上飲む人は脳梗塞の死亡リスクが低下するという結果が発表されています。

また循環器疾患の死亡リスクについても20-30%程度低下するという結果も出ました。

死亡リスクについても下げられるのは嬉しいですね。

 

3.糖尿病

静岡大学の研究によると、1日7杯の緑茶で血糖値の改善が見込める可能性が報告されています。

これもカテキンによる効果と考えられています。

もともと糖尿病を予防する効果が考えられていたので、改善できるという結果が出たのはすごいです。

 

緑茶の飲み方

体臭改善に緑茶が効果的であると理解できたら、いよいよ実際に緑茶を淹れて飲んでみましょう。

そのとき、次のような点を意識して飲んでください。

 

緑茶の淹れ方

緑茶を淹れるときは、消臭成分を流出させないお湯の温度が望ましいです。

抗酸化作用のあるカテキンは80度以上、肝臓の解毒作用をスムーズ促す効果のあるアミノ酸は、50度以上の低温で流出しやすくなります。

こうしたことを考えると、70度前後の湯温で緑茶を淹れてあげるのがベストです。

 

飲み方

お茶を美味しくいただくことができなければ、体臭予防としてお茶を飲用継続させることは、難しいでしょう。

そのような理由から、お茶のうま味や渋みを逃さないためにも、次のようなことを意識してください。

 

緑茶を飲むときのポイント

  1. 湯のみや急須を温めておく
  2. 軟水を使う(硬水のミネラルウオーターは使用しない)
  3. 古い茶殻に新しい茶葉を足すようなことをしない

 

1日の摂取量

体臭予防だけでなく、感染症対策などの効果も期待できる緑茶ですから、1日に数回は飲むという人も少なくないでしょう。

緑茶を健康や美容目的で飲用するのであれば、1日10杯程度であれば問題ないとされています。

ですが、それ以上飲用してしまうと健康状態に問題が出るリスクが高まります。

緑茶に含まれるカフェインは睡眠障害や胃痛を起こしたり、緑茶の苦味成分であるタンニンエキスが便秘や鉄分の吸収を抑えたりしてしまうからです。

さらには、シュウ酸という成分を摂りすぎると、腎障害を起こしやすくなるでしょう。

このような点から、1日10杯以上の過剰飲用は避けましょう。

 

緑茶風呂について

体臭予防に効果のある緑茶は、飲むだけでなく緑茶風呂として消臭作用をもたらしてくれます。緑茶風呂と言っても、飲み終わった後のティーバッグやお茶の出がらしを利用するだけの簡単な入浴法です。

 

緑茶風呂の効能

緑茶に含まれるカテキンが抗酸化作用をもたらし、老化防止のアンチエイジングが期待できます。

加齢臭と呼ばれるような嫌なニオイも防いでくれるでしょう。

また、緑茶には抗菌殺菌作用もあるため、雑菌が繁殖して発生してしまう足の臭いや汗臭なども予防してくれます。

 

緑茶風呂の作り方

緑茶風呂の作り方はいたって簡単で、浴槽のお湯にティーバッグ2袋分を入れるだけで、でき上がりです。

もちろん、このときのティーバッグは茶出がらしで十分です。

また、ティーバッグではなく茶葉からお茶を飲む方ならば、ガーゼなどに包んで入れるとよいでしょう。

または、100円ショップで販売されているお茶パックに入れたものをお風呂に入れるのもよいですね。

 

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